カテゴリ:乳癌 > 5. 入院手術

退院が明日に決まったので、9時になると文書受付窓口へ行き、保険請求するための診断書を申し込みます。

部屋へ戻ると、看護師さんにドレーンを抜いた後の様子を聞かれたので、「とにかく痒いです!」と言うと・・・

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朝の回診に来られた先生方はテープを取らなかったので、いいのかなと少し心配に。
ドレーンの穴は案の定ジュクジュクしているし、ワタシはこういう傷はすぐに治らないので、なんだかいやな予感しかしませんでした。

この日は特に何もなかったので、入院初日の記事で少し触れた同室の方々について書いておきます。

まずは最初の2日半ご一緒だったAさん(仮)。
入院してきたワタシにすぐ声をかけてくださいました。

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Aさんが別室に移られた後に入ってこられたTさん。
Tさんとは退院日までの約1週間、とても仲良くしていただきました。

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お二人とも乳癌からの転移でした。
乳癌の治療をしていた時点では、転移はないと言われていたそうなので、そんなこともあるのだと、正直とても怖かったです。
これまで「再発と右胸にも癌ができたら…」という心配はしていましたが、他の臓器への転移という考えはまだ自分の中にはありませんでした。

癌の治療が終わっても癌が治ったと思ってはいけないし、いつか自分にも起こりえることだと、肝に命じておかなくてはいけないと強く強く思いました。
もしお向かいがこのお二人でなければ、こんな考えを持つことさえなかったかも。

乳癌の治療法がお二人ともワタシと全然違うのが興味深かったですし、それぞれの担当医師のことなど、やはり直にお話するのはいいですね。いろいろと勉強になりました。
病室のあるフロアは乳癌患者さんが入院するフロアらしいので、他の乳癌患者さんともお話しできればよかったと思います。(明らかにこの人は乳癌だ!とわかる方が何人かおられましたが、話しかける勇気はなく…)


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Tさんにこのブログのことをお教えすると、「私を登場させて!」と仰ってくださいました。
もし見てくださっていたら嬉しいな。(Tさん、似てなくてごめんなさい!)
とても大変な状態でいらっしゃいましたが、回復されることを切に願っております。

この日の食事
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退院日。
最後の回診。

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主治医その2は毎朝こうなので、口に物を入れながら診ていただかないといけませんでした。
ホント、なんで!?

ドレーンの穴からは、やはり滲出液が出ている状態。
それとワキの下の大きいしこりが気になるので、主治医1,2どちらにも診ていただきます。

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ドレーンの穴にはテープは貼らずそのまま。
どのくらいで治るかな?
ちなみに創部にいくつも貼ってある細いテープは、いつ取っても良いとのこと。

次の外来受診の予定表を渡されると、もういつ帰ってもOK。
帰る準備をして、私服に着替えます。
ここで術後初めて下着をつけるのですが、ワタシが用意したものはといいますと・・・


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よほどの理由がない限り、こんな着方する人いらっしゃらないですよね…
切除した左胸のほうのカップだけ取り出していますが、左右の違和感はありません。
ワタシの場合パッドを使って高さを揃えるほどでもないので、こう着るのが一番良いということに(なんならニプレスでもいいかもしれません)。
乳癌用の下着はお高いのでこれで十分です。
(※次回に書きますが、「締め付ける下着はNG」ということがわかり、同じタイプでアンダーバストの背の部分にゴムがついていないものを探して買い直しました。)

看護師さんに「お迎えは?」と聞かれたので、「近いから1人でバスに乗って帰る」と答えると、えらい剣幕で「危ないからタクシーに乗るように!!」と注意されました。
確かに座れなかったら危ないけれど、絶対空いていると思ったのでやはりバス停へ。
案の定ガラガラだったので、そのまま乗って帰りました。

次は5日後に外科を受診します。

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