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循環器内科を受診してから17日後。
調子はかなり良くなっています!

この日は検査が2つ。まずは心エコーから。
技師さんが「研修医が同席しても構いませんか?」と聞くので、「はい」とワタシ。

寝転んで横向きになると、ちょうど機械の画面が見えるので、心臓が勢いよく血液を送り出す様子など、動きが見られてなかなか面白かったです。


心エコー


15分くらい経ったところで、技師さんが手をとめます。
やっと終わりか?結構長かったなと思っていると…
「研修医に変わります」
ええ!?同席するだけじゃないの?
 

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とにかく器具の押し当て方が弱い!!
だからくすぐったいし、映像も不鮮明。
何度も何度も器具にゼリーをつけ足すのですが、そうじゃないって!
研修医さんも「あれ、映らんぞ?」と不安そうな様子。
なのに技師さんはどこかへ行って不在。

画面を見ていると、先ほどのと同じだったので、おそらくワタシ練習台だったんでしょうね…。
誰でもこういう期間を経て技術を磨いていくのだから仕方ありません。
とはいえ、やはり患者の立場から言うと「練習台にはなりたくない!」

結局、研修医さんも長々と検査したので、合わせて30分ほどかかりました。
急いで次のCT検査に向かいます。

続く

翌朝、母にもしこりを触ってもらい、自分の勘違いでないことを確認。
急いで予約なしでマンモグラフィを受けられる市中病院へと向かうのですが…


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外来の先生が週に1度、金曜日のみ診察しているとのこと。
この日は水曜日。
仕方がないので一旦家に帰るのですが、どうしてもしこりが気になって落ち着きません。
どうせなら市中病院よりも、ついこの間まで通っていた大学病院へ行きたいので、紹介状を書いてもらえるならどこでもいいやと、貧血でお世話になったかかりつけの内科に行きました。


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産婦人科でないのに申し訳ないと思いながら、頼んで紹介状を書いていただきました。

その足ですぐ大学病院へ向かい、外科(乳腺・内分泌)を受診します。
予約なしの飛び込みにも関わらず、ほとんど待ち時間なし。
女医さんに触診していただくと「あ、ここですね」とすぐにしこりを確認。
次にエコー。


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なんと言われたか正確には覚えていませんが、「可能性がある」や「かもしれない」ではなく、「ほぼ癌で間違いない」という感じだったと思います。
画像を見ただけで何のしこりだか分かるものなのですね。

エコーが済むと、今度はマンモトーム検査(針生検)
マンモグラフィを撮るだけくらいに思っていたので、いきなり「麻酔をして組織を採ります」と言われてアセります。
 

乳癌のマンモトーム検査で針生検

1. 麻酔
2. エコーで確認しながら針を刺す
3. 位置が決まると「バチーンッ」と大きな音と衝撃とで組織を採取。
  (驚かないように最初に音を聞かせてくださいました)
4. 3回繰り返す
5. 先生が上から両手でキツく押さえつけ、しばらく止血。
6. ガーゼを当てて上からテープで固定(お風呂時には取って良いとのこと)


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生検の結果を待たずに、他の検査を進めていくあたり、やはり確実に癌なのだと思わざるを得ませんでした。

どの検査も空きがないので、CTとマンモが12日後、その翌日にMRI、そしてその翌日にエコーと再診となりました。
結果を聞くまで2週間もかかるとは…長いです。

胸は温存せず全摘を希望していましたが、「乳頭乳輪を残す方法もありますよ」というのを聞いたので( 詳しくはこちら)、後でいろいろ調べてみました。
するとその手術は再建することが前提のようで、胸の中身だけ切り取るから皮膚が袋状に余るということでした。(後日先生にきちんと確認しました)
再建は考えてないと言っているのに・・・ということでやはり全摘で決まりです。 

この日は麻酔科の受診と、手術を担当してくださる先生から詳しい説明を伺います。
麻酔科の内容は昨年と全く同じ。( こちら
乳腺外科ではまず先日の検査結果から。
 

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2月と6月に撮影したものを比べて見せてくださったのですが、癌が小さくなっていることよりもまず、2月のMRI画像を見て驚きました。
というのも、これまで見た中で一番鮮明に癌が確認出来るものなのに、初めて見たからです。(たぶんこれは横からの画像で、前に見たのは下からの画像。「MRIもCTも全然よくわからなかった」と書いています。  こちら
なぜ最初にこの画像を見せてくれなかった!?
比較画像を見ると癌が小さくなっているのは一目瞭然。
MRIでは一見消えたようにも見えますが、エコーではボヤッとあるのが確認でき、その大きさは約1cmで半分ほどの大きさになっているそうです。

そして入院手術の説明に。

乳癌の手術説明


それから、手術に伴う危険性についての説明へ。

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怖っ!!!
特に心配しているのは、創部の化膿です。
今度の切り口は20cmということで、ポート時の4倍!!!
傷が治りにくい体質ですし、ポート手術での化膿やテープかぶれのことを考えると、同じようになるのではないかと、嫌な予感しかしません。
昨年の腹腔鏡手術のように、奇跡的にきれいに治ってくれると良いのですが。

あと、この先生とてもお若いです。
昨年担当の先生にお聞きした「どのくらいこの手術されていますか?」という質問( こちら)は、やはり失礼かなと思い今回はしなかったのですが、やっぱり気になる! 
腕の良い先生でありますように!

入院手術時に関して昨年との大きな違いは、付き添い不要なことです。
昨年は入院時、先生からの説明時、手術の間と付き添い必須でした。
今回も当然そうだと思っていたのに、何も言われないのでおかしいなと聞いてみると、「こちらで全面サポートするので付き添い不要です。」だそう。
母は付き添えないことを心配していますが、母自身も病気持ちですし、ワタシも母の心配をせずに済むので、正直家にいてくれた方が気が休まります。

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2019年11月6日

この日は診察の前にまず検査から。
アドリアシン(ドキソルビシン)のようなアントラサイクリン系抗癌には心毒性があるので、AC療法全4回が終了した今、心機能低下の有無を確認するためエコー検査しました。
 

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検査の後、腫瘍内科へ。
「体調はどうですか?」
「今日からハーセプチンですね。やっと辛いのが終わりましたね。」
「えー、血液検査の結果はどうかな・・・・・」
 

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実はこれ、予想はしていました。
3回目がそうだったのなら、4回目も減ってるんじゃないの?と。
でも、次がAC療法でなくハーセプチン単体なので、大丈夫だと思っていたのです。
先生もそこを悩んでおられてましたが・・・

 
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だそうです・・・でも!
ハーセプチンでの治療は回数ではなく、3週間に1回を1年間と決まっているので、人によって回数は異なります。
延期したからといって、治療期間が長引くということはありません。
(※実際は違いました


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[イラスト訂正]
×ドセタキセル(タキソテール)
 → ○ドセタキセル(ドセタキセル)
×回数で決められていません → 結局最終的に10ヶ月あり、計14回と決められていました 

ちなみにハーセプチンは、特定の分子を狙い撃ちする分子標的治療薬で、“HER2たんぱくの過剰発現がある乳癌”に使われる薬です。
癌細胞をピンポイントで攻撃するのですが、今のワタシにはその攻撃対象がない! 
抗癌剤より無駄な治療のような気がするんだけどなぁ・・・
値段もお高いし、9ヶ月は長すぎる!

心エコーの結果は問題なしだそうです。
でも後で結果の用紙を見てみると、技師さんのコメントに「ごく少量の心嚢液あり」とあるのを発見。
気になるので次回聞いてみよう。

浮き爪で痛みが酷いことに関してはこのように言われました。
 

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白血球を増やす方法はないようなので、次回までなるべく外出は控えて大人しくするかな。

2020年7月28日
 この日はCT、マンモグラフィ、腹部エコー、この3つの検査と採血をします。

《 CT 》
これまでのCT検査は、まず検査着に着替え、造影剤を投与し、台にうつ伏せになって胸を垂らした状態で撮影していました。
 初めての乳癌CT検査
外科の主治医から「今回は造影剤のない簡単なものだから」とお聞きしていたので、造影剤だけないのかなと思っていたら…
 

CT検査


あの恥ずかしい格好をせずに済みました!
まさか着替えもないだなんて… と言いつつ、こういうこともあろうかと金属のついていない服装で行ったんですよね。
そしたらそれが思いのほか喜ばれて、技師さんに大絶賛されてしまいました。
きっと着替を待っている時間がもったいないんだろうなぁ…

《 マンモグラフィー》
人生2度目のマンモ検査。
1度目は乳癌かどうかを調べた時なので、約1年半ぶりです。
検査は残った方の胸だけ。 
速やかに上下の撮影が済むと、次は左右(斜め)へ。
しかしこれが何やら手こずっておられます。
胸がないせいで、またしてもご迷惑をおかけしているのかと思いきや…
 

マンモグラフィでポートを挟んでしまう


胸があればこんなことにはならないのでしょうか?
しばらくワタシの胸と格闘されていましたが、どうしても無理なようで一旦別室へ行き、戻って来られるとその後はすんなり挟むことができました。
角度の設定でも変えてこられたのでしょうかね?

そもそも「ポートを入れている人はマンモグラフィをしてもいいの?」という疑問がよぎったので後で調べてみたところ、どこの病院も「破損の危険性があるので基本的に撮影はできない(断っている)」と書かれていました。
大丈夫なのか、ワタシのポート…

《 腹部エコー》
なぜ胸部でなく腹部?と思っていたので、検査終了後に技師さんにお聞きしました。
 

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転移のチェックですか…
乳癌の再発と他の臓器への転移は今後起こりえることだから、癌が治ったと思っていてはいけないと肝に命じたハズなのに(コチラ)、自分が癌であるという意識が完全に薄まっていました。
というのも今現在、治療法のない希少がんを患って苦しんでいる母の方がよほど大変な状態なので、自分のことなんて二の次なのですよね…。
検査したらそれで終わりという気でいたので、急に結果を聞くのが怖くなってきました。
何も問題ありませんように。

続きです。

内科から外科へ。
先日検査した、CT、マンモグラフィ、腹部エコー、採血の結果をお聞きします。
 術後1年目の検査はコチラ

まずは血液検査から

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内科のみならず外科でも指摘される白血球数値の低さ…

ちなみに腫瘍マーカーですが、乳癌発覚時から一度も上限値を超えていません
定期的に検査していましたが、数値は毎回ほぼ同じ。
乳癌だからといって必ずしも上限を超えるわけではないのですね。 
(CA15-3は病期よりも再発や転移で高い陽性率になるそうです)

お次はCTと腹部エコー
先生と一緒にモニターを見ながら確認していきます。
基本的には問題なし。 ただ…
「肝臓に腫瘤があるけど、前からあるし、これは大丈夫なやつやから」
先生がそう仰るのであれば大丈夫なのでしょうけれど、気になるなぁ。

ここで、腹部エコーの技師さんに質問したことを、先生にも確認してみます。
 

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そういうことですか。
そもそもCTは乳癌の検査でなく、上半身の転移の検査でした。
(だからうつ伏せで撮影しなかったのか!どえらい勘違い)
で、造影剤を入れない簡易バージョンだから、詳しく見るためエコーをしたと。
なるほど、いろんな謎がやっとスッキリしました。

乳癌の検査はマンモグラフィーで。
こちらもモニターを見ながら説明を受けます。
 

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先生が説明される前に、まずこの白い点が目に入ったのでヒヤッとしました。
いくら良性でも、以前なかったものがあるとやっぱり嫌なものですね。 

そういえば、ポートが入っているのにマンモをして良かったのか?という技師さんが苦労されていた話をすると、「あー、そうなんや〜」と先生。
そして「ポートも写ってるよ」と、白く光るポートを見せてくださいました。
別にポートが入っていても構わなかったようです。

全ての検査、いずれも問題なし!ということで、ちょっと個人的に気になるところはあるけれど、一応一安心。

次はまた3ヶ月後に検診です。
ここで先生、ささっと次回の予約を取られたのですが…


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どういうことかと言いますと、治療が終了するので、外科の受診は本当なら次回から「がん地域連携パス」に従って、事前に選んでおいた「かかりつけ医」に行くハズだったようです。

以前に コチラで詳細を書きましたが、もっとわかりやすく書くとこうなります。


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今後10年間このようにサポートしていただきます。
で、次回も大学病院に行く事になったので、かかりつけ医へ行くのは当分先になりました。  

外科は内科と違って、この先まだまだお世話になります。
主治医は最初からずっと同じなので、この先も変わらないといいんだけどな。 

次回治療センターへと続きます。

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