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初の化学療法から5日後に腫瘍内科を受診するのですが、その前に現れた副作用です。
 

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2日目、3日目と、舌先に痺れ感があること以外はなんともなかったので、頑張って仕事をしすぎたせいか、夜になってから激しい頭痛が。
基本頭痛持ちなので、これは副作用ではないと思いますが、頭痛薬が全く効かず、5日も痛みが続いたので、少なからず抗がん剤の影響があるのでしょうか?

一番の副作用は口の中の痛み
最初は舌先だけだったのが、徐々に口の中全体に広がりました。
「どこが痛いのだろう」と、口に指を入れて触ってみると、頰の内側、特に上の歯のあたるところが、めちゃくちゃ痛い!!!

口腔粘膜は癌治療で影響を受けやすいとは事前に知っていました。
でも、歯科での定期健診とクリーニングは欠かしたことがなく、いつも歯科衛生士さんが状態を褒めてくださるので、口腔ケアには自信がありましたし、治療後は特に乾燥を防ぐなど徹底して気をつけていました。
それなのに!出ますか副作用。
せっかく食欲があるのに、痛くて食べるのが辛いです。

あと、副作用とは別に問題がありまして、こちらも大変な状態に。


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術後1週間、ドレッシング材は貼りっぱなしではなく、自分で2回取り替えました。
自分では剥がしにくいとは思いませんでしたが、腫瘍内科の主治医は少し手間取っていたんですよね…。引っ張るように剥がしたかな?
治療終了時、抜針してくださった看護師さんに「テープの跡が赤くなってますね」と言われ、家に帰って見てみると、すっかりカブれた状態に。
次の日から痒みがどんどん酷くなり、ジュクジュクしたところも出てきて、日に日に状態が悪化しています。

せっかく副作用が口の痛みだけで済んでいるのに、こんな問題が起こるだなんて。
ここまで酷いテープ負けは初めてかも。

初の化学療法から5日後。
腫瘍内科で、治療後の様子と血液検査の結果をみます。
「アルコールはどうでした?」と先生。
「アルコールは全然問題なかったです。それより今、口の中がめちゃくちゃ痛いんです!」とワタシ。
 

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ということで、うがい薬を出してくださいました。

診察前に採血したその検査は、今のところ問題なしだそうです。
抗癌剤治療をすると白血球が下がるそうですが、この日は正常値。
でもこれから下がってくるかもしれないので、安心はしていられません。

経過をみるだけだったので、この日の診察はパパッと終了。
その後の長い長い薬の待ち時間に、何か忘れていることに気づきます。
そう、テープ負けが酷いことになっているのを言い忘れていました!
(なぜ忘れたのか理由があるのですが、長くなるので省きます)
次の診察は3週間後。
それまで薬なしで治ってくれたらいいのですが。


食後に早速漢方薬でうがいをしてみます。
 

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もの凄く不味くて、苦い!!!
それに、荒れた口腔粘膜に染みて痛い!!!
思わず水でゆすぎそうになりましたが、良薬口に苦しだと必死で堪えました。
これを続けるのは辛いけれど、早く治したいので頑張るしかないです。
もう1ついただいたアズノールうがい液はスッキリ系。こちらだけでいいのに…。

口の痛みだけで済めばよかったのですが、次の副作用が現れました
前日から額に吹出物が出始めていたのですが、それが急に増えだしたのです。


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首は痒みも酷くて、ブツブツだけでなく皮膚が赤くなっています。
そのすぐ下にはテープまけもあるので、もうとにかく痒い!
掻きむしって菌が入り感染症になるといけないので、冷やして痒みを抑えています。

外見に現れる副作用は結構ショックが大きいですね。
ブツブツが治らないうちに脱毛がきたらヤダな。

明日2回目の化学療法を受ける前に、1クール目の副作用をまとめておきます。

1週目は粘膜系へのダメージと発疹。
とにかく口の中が一番痛かったです。
両側の口角も切れました。
荒れているので食べるのが辛かったけれど、食欲はあるし、吐き気もなかったので、きちんと食事が出来たのは良かったと思います。
味覚もそれほどおかしくはなりませんでした。
 

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2週目も同じ症状。そこへ脱毛開始。
鼻はかむと血が混じっていているし、排尿は膀胱炎のような痛さで、お尻は切れ痔に…
これらは口の痛みより、もっと長く続きました。 


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3週目以降はもうほとんど副作用の症状はなし!    
頭髪は全体の半分ほど(もっと?)抜けたところで、洗髪してもあまり抜けなくなりました。
ありがたいことに、今のところ眉毛とまつげは健在です。

副作用は思っていたより軽かったように思います。
事前に主治医や薬剤師さんから、いろんな症状について聞かされていたので不安でいましたが、まだ1回目とはいえこの程度で済んで良かったです。
まったく出ない人もいるそうなので、本当に人それぞれなんですね。

2回目の副作用はどうなるかというのも気になるけれど、それよりポートの傷痕の方が問題で、まずは2回目の治療が受けられるか?ということの方が心配。( 詳細はこちら
感染症がどうこう言われないかな。

4回目の化学療法を受けてきました。
3クール目の副作用は1、2クール目と比べて一番軽かったです。
というのも発疹がなかったので、口腔痛、鼻痛鼻血、排便痛のみ
ポートの傷痕はと言いますと、やっと滲出液が止まったので、ドレッシッング材は当てず、シャワーも普通に出来るようになりました。やっとか!という感じです。

この日は術前化学療法の最終日なので、まずは乳腺外科から。


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1度抗癌剤を投与しただけで絶大な効果がありましたが、3度となるとしこりはもうほぼ消失しているようです。
癌が消えたなら胸を切らなくてもいいのに…と思うけれどそうもいかず、次は手術についてのお話。
 

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重大なことなので、やはり先生は本当に温存でなくて良いか確かめます。
この件においては、ワタシの意思は最初から変わりません。
なんなら癌でない方の胸も取って、両方揃えて欲しいくらい・・・
・・・と思っていたけれど、
 

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なんですと!?!?
てっきり全部取るしかないのだと思いこんでいましたが、告知された時にいただいた冊子を見ると、しっかりそういう方法があると書いてあるではありませんか!(まだ先のことだと思って全然読んでいませんでした。)
そうなると、少し考えが変わってきます。
「左右の高低差はほとんどないし、それやったら乳首が残っていた方がええんちゃうの?
具体的にどうするかは今決めるのではなく、後日手術を担当される先生から説明を聞くということなので、それまでにいろいろ調べて、ある程度どうしたいか決めておかないと!
(※後にこの方法は乳房温存を前提とした手術だと知ります)

入院と手術日は7月の初頭に決定
しました。
手術日が決まると、入院前の検査を行います。


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貧血で子宮を全摘したのが、ちょうど昨年の7月。
6月に同じように手術前の検査を受けていたのを思い出します。
なんと今回の入院日、昨年と2日違いなんですよね。
子宮を取って元気になって、今年から毎年市の健康検診を受けるつもりだったのに、何この悪化した状況は?
まさかこんなことになるとは・・・ホント何が起こるかわからないものです。

この後は内科、化学療法、検査をいくつか受けますが、長くなるのでその2へ続きます

4クール目の副作用について書き忘れていたので、どうせならと術前化学療法(全4回)の副作用をまとめてみます。

抗癌剤の副作用


起こることが多いと言われていたのに、起こらなかった症状
食欲不振、嘔吐、痺れ、味覚の変化、下痢、白血球減少、指先の変色、爪の変形」など
手の指先にほんの少し痺れ感があったり、口が痛いときは味覚がおかしかったりしましたが、たいしたことはありませんでした。

治療の度に「副作用は軽かった」と書いてきましたが、最後はちょっとしんどかったです。
ポートを埋め込んでから全然運動をしていないので、体力が低下しているせいもあるかも。
歩くと息が切れるし、階段は登れない。まさか昨年と同じ状況になってしまうとは・・・。

もう間もなく入院するので、ブログの更新はお休みします。
退院後に少しずつ入院手術についてアップしていきます。
あ〜、いよいよかぁ

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(前回からの続き)

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初AC療法を受けた日の夜になってから、強い吐き気に襲われました。
体を起こしていることが出来なくて、ただただうずくまるばかり。
この吐き気は丸5日間続きました。
幸い1度も嘔吐はしませんでしたが、それでも相当きつかったです。

術前化学療法では口腔痛が一番酷かったので、今回も初日からアズノールでのうがいを欠かさずにいたら、痛いのは痛いけれど、以前のように酷くはなりませんでした。口内炎もできずに済みそう。
今回は鼻腔痛も鼻血も発疹もなかったので、どうやら今後の治療は吐き気との戦いになりそうです。
 

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5日間は食事がほとんど取れなくて、体重はどんどん減るばかり。
 

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治療1週間後の内科受診前日に、やっと通常の食事に戻り、なんとか1日を普通に過ごすことができるようになりました。

癌が消えた状態で、こんなキツイ抗癌剤をあと3回も受けないといけないなんて。
理不尽極まりないです(泣 

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