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いよいよ大病院へ。

まずは血液内科。
紹介状に同封されていた先日のクリニックの検査結果を見て、

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ひとまず簡単な問診や診察をして、採血後にもう一度見てもらうことに。

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次は婦人科。
重度の貧血であること、筋腫があること、これまで婦人科を受診していた内容などを伝え、超音波検査をします(ついでに癌検もしてもらいました)。
6cmの粘膜下筋腫があることを確認。

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たぶんここは迷って迷って答えを出すところなのでしょうが、すでに長年、子宮ごと取ることを考えてきたので即答しました。
それに、筋腫だけ取っても再発する可能性があるし、生理も続くので貧血が改善しません。

手術すると決まれば、すぐ入院の手続きに進みます。
月をまたぐと入院費用が嵩むので避けるようお願いすると、確実にそうなるよう7月初頭にしてくださいました。
あと1ヶ月も苦しいままですが、我慢、我慢。

明日は子宮のMRIを受けること。
この後に入院用の検査をいくつか受けてから帰るように言われます。

退室すると別部屋で、以下の説明を受けたり書いたりします。
・入院に関する問診票
・感染症検査の同意書(B/C肝炎、梅毒、HIVなど)
・婦人科の病で入院する場合の説明(ナプキンなど用意するもの)

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「手術か・・・」などと思いに浸っている暇はありません!
次に採血と入院用に必要な検査をいくつか受けていきます。

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初めて肺活量の検査をしたのですが、これが結構キツかったです。
普通に息をするのも苦しいのに、長く吸ったり吐いたりが上手くできません。
何度もやり直しさせられました。

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この後再び血液内科に戻ります。
続く

翌日にMRIを受けに行きます。
以前すでに経験していて、これが2度目。

検査着に着替え、金属を身につけていないか探知機でチェック。
部屋に入り台の上に寝ると、撮影部分に板?を置かれ体を固定されます。


子宮のMRI検査


機械の中に入り、20分ほど撮影。
機械音はものすごく大きくて、ヘッドホンは全く意味がありません。
もしかして遮音用ではなくリラックス用?(オルゴール曲だったので)
脳のMRIを撮った時は耳栓をくれたのですが、遮音はその方がよかったです。
 

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息をするのが苦しい時だったので、「動かないでください!」と言われたものの、息を吸うのにお腹と肺がかなり動いていたと思います。
うまく撮れているのか不安になりました。

循環器内科を受診してから17日後。
調子はかなり良くなっています!

この日は検査が2つ。まずは心エコーから。
技師さんが「研修医が同席しても構いませんか?」と聞くので、「はい」とワタシ。

寝転んで横向きになると、ちょうど機械の画面が見えるので、心臓が勢いよく血液を送り出す様子など、動きが見られてなかなか面白かったです。


心エコー


15分くらい経ったところで、技師さんが手をとめます。
やっと終わりか?結構長かったなと思っていると…
「研修医に変わります」
ええ!?同席するだけじゃないの?
 

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とにかく器具の押し当て方が弱い!!
だからくすぐったいし、映像も不鮮明。
何度も何度も器具にゼリーをつけ足すのですが、そうじゃないって!
研修医さんも「あれ、映らんぞ?」と不安そうな様子。
なのに技師さんはどこかへ行って不在。

画面を見ていると、先ほどのと同じだったので、おそらくワタシ練習台だったんでしょうね…。
誰でもこういう期間を経て技術を磨いていくのだから仕方ありません。
とはいえ、やはり患者の立場から言うと「練習台にはなりたくない!」

結局、研修医さんも長々と検査したので、合わせて30分ほどかかりました。
急いで次のCT検査に向かいます。

続く

(続き)
 
CTは初体験です。
上半身に金属品を身につけていないので、着替えはなし
レントゲンの時はカップ付き下着はNGと言われたのですが、CTはOKでした。

撮影や造影剤の説明があって、その後は何かの点滴。(生理食塩液?)
 

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点滴をつけたまま検査室に入り、台の上に寝ると、両手は頭上に。
撮影時に合図で息を止めるので、その練習をします。
 

心臓のCT検査


撮影開始。
電子音声にしたがって、「息を吸って」「止めて」を繰り返します。
音は静かで周りは見える、MRIよりCTの方がリラックスできました。

10〜15分くらい経つと技師さんが現れ「舌の下にスプレーします」とだけ言い、何か苦いものをスプレーしていきます。それが何なのか説明はなし!(後で調べると、血管を広げて血流をよくする薬とありました)

しばらくすると、ぞろぞろと人が現れ周りが騒がしくなります。
「今から造影剤が入ります」
「え?今から!?」
じゃ、今までのは何? 造影剤なしで長々と普通に撮影していたってこと?
てっきり最初から造影剤を入れて撮影しているものだと思っていました。
どうりで体が熱くならないわけです。

造影剤が注入されると、すぐ体に異変が!
 

造影剤


ポカポカ温くなるのだと思っていたら、むちゃくちゃ熱い!!
想像と全然違って本当に驚きました。
その熱が体を順に駆け巡り股間にやってくると、完全にオシッコしている感覚!
どうしようと焦りまくりです!!
 
熱が通り過ぎて行くと、間もなく「はい、終わりました」。
あれ? 造影剤を入れてから撮影した??
造影剤を入れてから、1回だけ息を止めたような気がするのですが、何せおもらししたかもとパニクっていたせいで、記憶が曖昧です。

体を起こすとすぐ、さりげなくおもらしを確認。
寝台からおりて、もう一度確認・・・大丈夫でした。
先に「おしっこしている感覚があるかもしれない」と説明しておいてほしかったです…
造影剤を入れるタイミングやスプレーの件も、 全体的に説明不足でしょ!


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それにしても、血流の速度が速いのなんのって。
普段は感じることの出来ない血の流れを、体感することが出来て面白かったです。
造影剤の副作用もなく、検査は無事に済みました。

この日は血液内科と循環器内科を受診。
まずはいつも通り、血液内科の方から。
鉄剤を服用してから25日目
 

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まさかまだ輸血する可能性があるとは!
すっかり元気になっていたけれど、やはり基準値は必要なようです。
輸血するかしないかは、入院時の主治医の判断になるとのこと。
あと数日でそんなに増えないと思うんだけれど…。 

次は循環器内科。
昨日の心エコーとCTの結果診断です。
パソコンの画面には3Dでカラーの心臓の画像が。
結果は「異常なし」で、問題なく手術出来るとのこと。

ただ少し気になる箇所があようで…
 

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いや、大丈夫と言われても怖いんですけどっ!!
真っ先に「将来これが原因で死ぬのかも」と考えてしまいました。
聞かされたところでどうすればいいのやら…です。

検査時の自分の心臓の画像、プリントアウトで良いので記念に欲しかったな。

外来受診はこれで一旦終了。
次はいよいよ入院です。 

4回目の化学療法を受けてきました。
3クール目の副作用は1、2クール目と比べて一番軽かったです。
というのも発疹がなかったので、口腔痛、鼻痛鼻血、排便痛のみ
ポートの傷痕はと言いますと、やっと滲出液が止まったので、ドレッシッング材は当てず、シャワーも普通に出来るようになりました。やっとか!という感じです。

この日は術前化学療法の最終日なので、まずは乳腺外科から。


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1度抗癌剤を投与しただけで絶大な効果がありましたが、3度となるとしこりはもうほぼ消失しているようです。
癌が消えたなら胸を切らなくてもいいのに…と思うけれどそうもいかず、次は手術についてのお話。
 

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重大なことなので、やはり先生は本当に温存でなくて良いか確かめます。
この件においては、ワタシの意思は最初から変わりません。
なんなら癌でない方の胸も取って、両方揃えて欲しいくらい・・・
・・・と思っていたけれど、
 

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なんですと!?!?
てっきり全部取るしかないのだと思いこんでいましたが、告知された時にいただいた冊子を見ると、しっかりそういう方法があると書いてあるではありませんか!(まだ先のことだと思って全然読んでいませんでした。)
そうなると、少し考えが変わってきます。
「左右の高低差はほとんどないし、それやったら乳首が残っていた方がええんちゃうの?
具体的にどうするかは今決めるのではなく、後日手術を担当される先生から説明を聞くということなので、それまでにいろいろ調べて、ある程度どうしたいか決めておかないと!
(※後にこの方法は乳房温存を前提とした手術だと知ります)

入院と手術日は7月の初頭に決定
しました。
手術日が決まると、入院前の検査を行います。


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貧血で子宮を全摘したのが、ちょうど昨年の7月。
6月に同じように手術前の検査を受けていたのを思い出します。
なんと今回の入院日、昨年と2日違いなんですよね。
子宮を取って元気になって、今年から毎年市の健康検診を受けるつもりだったのに、何この悪化した状況は?
まさかこんなことになるとは・・・ホント何が起こるかわからないものです。

この後は内科、化学療法、検査をいくつか受けますが、長くなるのでその2へ続きます

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